モノが売れないと言われる時代に消費を研究している人のブログ

広告会社で、消費について研究しているサラリーマン(広告会社なのに、名刺の肩書は「研究員」笑)のブログです。

都市の居場所1 マンション食堂

少し前のことになるが、職場でも話題になっていた、「マンションの共同食堂」がNHKでとりあげられていた。

 

朝ごはんの現場 人気!マンションの共同食堂|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

 

私は、同じマンションに住んでいる人と、ほぼ顔を合わせることがない。どんな人が住んでいるかも知らない。よく考えると不気味な状態だ。この共同食堂があれば、なんとなく顔見知りになれ、ゆるいつながりを作れる。

 

マーケティング・アナリストの三浦展さん曰く、今は「共食の時代」だとのこと。晩婚によるおひとり様や、パートナーに先立たれた高齢者など、単身の人が増加するに伴って、誰かと食事をともにしたいというニーズが増えるという。そんなニーズも、この食堂は応えてくれる。(私も夜の、ぼっち飯が続くと気持ちが折れる。)

 

マンションの住民しか入れないという、パブリックとプライベートとの中間くらいの雰囲気もいい。利用者もここで家計簿をつけたり、気負わない使い方ができる。さすがに、スタバで家計簿はつけられないだろう… 従来なら、家で行っていたことを、少しはみ出して外で行う。そんなふうに、ライフスタイルもちょっと変えてしまう。(そもそも朝ご飯を外食化するというライフスタイル変化も起こす。なんて言ったって、1汁3菜で100円なのだ…!)

 

こんな「ゆるい居場所」が増えていくといい。