モノが売れないと言われる時代に消費を研究している人のブログ

広告会社で、消費について研究するサラリーマン研究員のブログです。専門は駅の消費です。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

書籍 東浩紀/大山顕 『ショッピングモールから考える』から考える その1

「ゲンロン」(という東京・五反田にあるイベントスペース)で行われている対談が元になった書籍である。 genron-cafe.jp 対談が元だからライトな本なのだが、大変、様々な示唆にあふれた内容だった。(面白くて思わず、2度読みしてしまいましたよ!)(そして感…

イノベーションの話をしていたはずが「食」の記号に全部持っていかれた話

イノベーションをテーマとしたワークショップに参加してきたのだが… そこで、イノベーションのカギは「信頼」だとか、 (オープンイノベーション、コラボレーション…といったキーワードでわかるように、信頼して開示したり、信頼して共創することが必要) 信頼…

奥谷孝司さんとセミナーと新刊「世界最先端のマーケティング」と

本日は奥谷孝司さんのセミナーに参加してきた。 テーマは、チャネル・デジタルトランスフォーメーション。 だったのだが、私が感じたことを最初に挙げてしまいたい。3つあります。 アプリは魔法の杖ではない。というか、そもそもシンデレラじゃない子をお姫…

書籍 南後由和 『ひとり空間の都市論』

南後由和先生の『ひとり空間の都市論』読了。 平たい言い方&上から目線の響きになってしまい恐れ多いのだが…面白かった!この本では「ひとり」を肯定したり否定したりするのではなく、その生態(状況?)を記述している。そして、どのような「ひとり空間」があ…

装飾は流転する展

装飾とは何か? 聖書の飾り枠や装丁、 建築の柱のオーダー、 音楽の装飾音、 タトゥー、メイク、 はたまた日本建築の格天井や、 障子の桟、 もある種の装飾だと思う。 「装飾は流転する」展の感想コーナーを見たところ、「ムダだけど、無いと寂しいよね〜」…

< >の次に来るもの

次に来るもの、と題してみたものの…一体、今、何が来ているのか知らない。だが、あえて言いたい。「次に来るのは国学ブーム!」と。 歴女、刀剣女子といった戦国もの… 民芸… 篤姫、龍馬伝、坂の上の雲… 歴史的なもの、日本的なものにここ数年目が向いている…

改めてマガハが凄いと思った話

「OLD FASHIONED」なるマーケットイベントに行ってきた。学芸大学にあるグロッサリー「FOOD&COMPANY」の内装を手掛けた設計事務所「スタジオドーナツ」が仲間を誘って開催したという。 casabrutus.com 「FOOD&COMPANY」には何回か行っているが、関東近郊の甘…