モノが売れないと言われる時代に消費を研究している人のブログ

広告会社で、消費について研究するサラリーマン研究員のブログです。専門は駅の消費です。

自動運転代行の世界

今日のお台場はすごい人手であった。ちょうど今モーターショー2019がお台場で開催されている。モーターショーでこの人込み、オリンピックだとどうなるのだろう、とちょっと心配になった。

しっかし、このモーターショー、毎年どんどん面白くなくなっている。これは、車業界が変わったからなのか、私が変わったからなのか。昔は、「新しいスタイルの車です、どーん」、「車より私が主役よ、コンパニオンばーん」みたいな明るさがあったが、いまのモーターショーは<これからの未来を考える>みたいな硬さという生真面目さが、ちょっときつかった。それだけ過渡期であり、変革期ということなのだろうけど。

今年のモーターショーは、5GやらMaas、自動運転についての展示が活況だった。中でも私の目を引いたのは、たぶんドコモだったかと思うのだけど、5Gになることで、自動車をリアルタイムでリモートコントロールすることが可能になる的な展示だ。

それを見て、私はこう思ったね。<リモート運転代行>ができるじゃんと。いやむしろ、自動運転を実現する前に、タクシーやらトラックやらをリモート化する未来ってあるんじゃないかと思った。だって、運転手さんは物理的に動きたいわけでないのだから、オフィスとか家から自動運転すればいいだけの話じゃん。

タクシードライバーやトラックドライバーがリモートワークする世界、そんな世界ありませんかね?ドコモさん、トヨタさん、佐川さん、日本交通さん。